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ソラリス

カテゴリ:映画

あらすじ。
惑星ソラリスの衛星軌道上に浮かぶ宇宙ステーションで、謎の事件が発生する。主人公の心理学者ケルビン(ジョージ・クルーニー)は、ステーションの乗組員で友人でもあるジバリアンの依頼をうけ、乗員救出のため単身ソラリスに向かう。ステーション到着翌日、彼の目の前に現れたのは、死んだはずの妻であった。

久しぶりに映画の感想です。

設定的に一番謎っぽいソラリスの真実ですが、物語のかなり序盤でさらっと明かされてしまいます。つまり、映画「ソラリス」のテーマはそこじゃないわけです。ではどこにテーマがあるかというと、男女のすれ違い。例え一緒に暮らしていても、パートナーが自分がイメージしているような人間だとは限らない、ということです。

地球で妻に死なれたケルビンは、ソラリスで再び妻と出会い、しかし再び同じ理由で、再度、再々度と妻に死なれます。なんと哀れなケルビン君。自分がなぜフラられたか全く解らないまま、最後までヨリを戻そうとする。モテる男ジョージ・クルーニーが、徹底的に女心がわからない、情けない男を演じているというのが面白い。役者ですねぇ。

物語の構成としては、まったく盛り上がりのない、ナギの海面を連想させますが、私は面白く見ることが出来ました。というか、面白かったんだと思います。なぜなら、意外に短く感じたから。

映像表現に抽象的なところはありますが、テーマが普遍的なので、バランスが取れてると思います。これでテーマまで抽象的だったら、「アルタード・ステーツ」みたいになってるでしょう。でも最後はちょっとわかりにくいかも。あれをハッピーエンドと取るかどうかで、その人の恋愛感が見えてきそうです。

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